デビルメイクライ4レビュー

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★4 おすすめ

デビルメイクライ4スペシャルエディション DMC4SE レビュー 休む暇がないスタイリッシュアクション

ちゃんぬだるく

Twitchにてゲーム配信をしています。同じゲームをずっとやるよりか、いろんなゲームを一通りクリアしていくのが好きです。

個人的評価
クリア時間13時間
プレイ時間16時間
発売日2015年6月24日
対応機種PS4
Xbox ONE
Steam
プレイ機種Steam
開発元CAPCOM
発売元CAPCOM
個人的ジャンルスタイリッシュアクション


ゲームの特徴

本作だが、主人公がネロという新キャラクターが登場、若いイケメン。

デビルメイクライの肝でもあるアクションだが、前作からとてつもない進化が見られた。DMC3プレイ時にはこれ以上アクション要素を詰め込もうとするとコントローラーのボタンが足りないんじゃないかと思っていたが、想像を上回るほど操作や戦闘中の思考回数が増えた

しかし、不思議なことに操作性にストレスを感じることなく爽快アクションをこなすことができた。操作は増えたが慣れるとちゃんと体感的にプレイできる

操作できるキャラクターも多彩、しかも、攻撃アクションが違う事はもちろんだが、それぞれに個性ある戦術要素が盛り込まれている

そういった意味で、ゲーム性は非常に高く、クリア後にもやり込めるゲーム

ストーリー上、途中で操作キャラが変わるのだが、一気に戦術が変わるので戦闘の飽きが来ない

また、キャラ変の他にストーリーの要所要所で追加の武器や戦術が登場する。ストーリーを進める中での追加要素満載

最後の最後まで新鮮な爽快アクションを楽しめる作品である

このようにアクションが多彩でキャラによって戦術も違うため、華麗なプレイの動画は人気があるようだ

ゲーム配信でも一定のデビルメイクライファンにとっては見ごたえのあるものだと思うのと、きっとDMC初心者がプレイしていた場合、アクションについてコメントをしたくなることは必至だと思う

そういった意味でエンタメ性も持った作品であると言えるだろう

おすすめポイントこんな人は苦手かも。。
  • 正統進化した華麗なアクション
  • 次々追加される新しい武器、戦術
  • クリア後でも楽しめる!キャラごとの個性ある戦術要素
  • ゆっくりゲームをしたい
  • 次々に新しい操作を求められるのが嫌

前作と比べてだいぶ綺麗になったグラフィック

本作プレイ時の直前に前作であるデビルメイクライ3をプレイしていた。そのため、グラフィックの進化にすぐに目が留まった。

前作から本作発売まで期間が空いているため、というのはもちろんだが、なんだか見た目に透明感がある印象

グラフィックについてはかなり綺麗になり、現役でプレイしても一切違和感はなく世界観に入り込めると思う。

ちゃんぬ
前作と比べるとだいぶグラフィックの粗さは無くなった。主人公のネロだがイケメンで純粋そう。

登場キャラについても、かなりの変化が見られた。まずは、ダンテが若干おじさんになっている。もし、発売当時にデビルメイクライ3をプレイしていたら自分と重ねてしみじみしていただろう。

ムービー中の動きの方もDMC3と比べるとハチャメチャ感は少なくなっているが、あの堂々とした挑発や態度は健在だ、普段はへらへらしているが大事なときにはちゃんと周りを気遣った対応をとるカッコイイおじさんになっていた。

DMC3で登場したレディだが、だいぶ印象が変わってしまった。DMC3の時はソフト部に居る純粋そうな女性だったが、今作では眉毛がだいぶ細くなっておりギャル化していた。個人的にはショックを受けてしまったが、デビルメイクライなので仕方がない。

ちゃんぬ
カッコイイおじさんになったダンテと、ギャル化したレディ

このように、グラフィックもそうだが、キャラクターの移り変わりや変化でも楽しめる部分がある。DMC3から年月が経ち、真主人公のネロへ世代交代、今までメインだったキャラの変貌といった、前作とのつながりを感じられるムービーとなっていた。DMC1~DMC3を連続してプレイしていた時には感じなかったものだ

プレイ中に関しては、気のせいかもしれないが、前作と比べると、場所によっては操作するキャラが小さいような気がした。マップの方も今までより広いので、遠巻きの方が見やすかったのかもしれない。

プレイヤーが小さめなので特定のアクションが出しづらいのかなと思いきや、そんなことは無く逆に広いマップを見渡せるため、敵の位置を把握しやすくプレイしやすかったと思う。

また、今作の新要素として、敵にワイヤー的な物を当てて引き寄せる攻撃もあるため遠くからの視点の方がコンボが出しやすいといった点もあったのだろう

マップが広くなったため、移動で無駄な時間を過ごすことが多くはなったが、移動スピードがアップするスキルを購入できるためそこまでストレスを感じることは無かった。

ちゃんぬ
操作キャラが小さいが操作にストレスは無かった。ダッシュスキルがあれば長い通路の移動もサクサク

詰め込みすぎ!!まだまだ進化するスタイリッシュアクション

デビルメイクライといったらスタイリッシュアクションが一番の肝だろう

今作だが、前作からとてつもない正統進化が見られた。戦闘中でのスマートな武器交換や簡単入力で繰り出せる派手目なアクションはもちろんだが、他にもスタイリッシュに戦える要素が増えていた。

主人公のネロが使用する武器だが、握る部分がバイクのアクセル状になっておりボタンを押すことによりEXゲージというものが溜められるようになった。このEXゲージが溜まった状態で攻撃を行うと炎付の専用のモーションで攻撃を行える。

単にボタンを押してゲージを貯めてもいいが、剣での攻撃直後にタイミングよくボタンを押してゲージを貯めることも可能

練習を重ねると、通常攻撃中にゲージを溜め、コンボ中に炎付の攻撃を繰り出すことができる。戦闘中にうまくゲージを溜められた際はキーンという音が出るので気持ちがいい

他、追加要素としては、デスプリンガーというものがある。ワイヤー状のものを伸ばしてマップ上でジャンプでは登れないところへ行くことができるが、戦闘中には離れている敵を近くに引き寄せるのに使うことができる。

倒れたり弱っている敵に対して近距離で使用すると投げ技を繰り出す事も可能、敵を投げ飛ばし、他の敵へ当てるなどができる。こういった要素が増えたためコンボを決めるためのルートが非常に増えたと感じた。

敵を掴んだまま盾にすることもできるようだが、どうしても投げ飛ばすことに夢中になってしまいこのアクションはなかなか利用できなかった。

ちゃんぬ
攻撃後にタイミングよくボタンを押すとゲージが溜まり炎付の攻撃が出せる!しかし、タイミングは結構シビアなので練習が必要

ちゃんぬ
倒れている敵を投げ飛ばすことができる!画像では投げ飛ばして他の敵へ当てている。敵によってモーションが違うので結構楽しい!

このように、主人公のネロだけでも正統進化したアクションの追加要素があるが、ストーリー上で操作キャラが変わる場面があり、そこでもまた追加のアクションや戦術の幅が増える

追加の武器も最後の最後まで追加されていくため、最後までアクションに飽きることなくクリアすることができた。

ただ、操作性が結構変わってくる場面があり人によってはストレスになってしまうかもしれない。私は結構な飽き性のため、操作性が変わったりちょっとした戦術の変化は大好物である。

個性ある戦術で華麗にアクションを決めろ!

本作だが、様々なキャラクターを操作できるのだが、特殊能力が全くと言っていいほど違いがあり個性満載

デビルメイクライと言えばダンテだが、今回のダンテの操作ではDMC3で登場したスタイルを戦闘中にスマートに切り替えられるようになった。

そのため、敵に囲まれた際は回避行動が得意なトリックスターへ変更したり、一気に攻撃を仕掛けたいときは剣術が得意なソードマスターへ変更など、敵との戦闘を行いつつ有利なスタイルへ切り替えるといった戦術が楽しかった

剣や銃といった武器の種類もあり、スマートに切り替えが可能なため、とにかく戦闘中での頭の中と指が忙しい

コントローラーのボタンはほぼ何かしらの操作で埋まっている印象で、よくここまで要素を詰め込んだな、と感心してしまった。

私は上手くできなかったが、防御が得意なロイヤルガードというスタイルでタイミングよくガードをするとゲージが溜まり大ダメージを出すことができるらしい

銃が得意なガンマスターだが、飛んでいる敵がいる場面では非常にお世話になった

もちろん魔人化もでき、強力な攻撃中だけ魔人化して大ダメージを与えるなど戦術の幅は無限大

やり込もうと思えばいくらでもやり込めそうだった

ちゃんぬ
敵に隙があったのでソードマスターへスタイルを切り替えて攻撃中!欲を言えばデビルゲージを残しておいて大ダメージを与えたかった

メインストーリーではないが、他にもバージルやレディ、トリッシュを使用することができる。

まだ、すべてのキャラでしっかりプレイ出来ていないが軽く操作してみただけでもそれぞれ戦術に個性が見られた

バージルに関しては集中ゲージというものが存在し、ゲージが溜まっていると、より強力な攻撃を繰り出すことが可能となっている

敵の攻撃を受けたり、走ったりすると減少してしまうため、堂々と歩きながらスマートに攻撃を回避しカウンターをしていくのがおそらくバージル流の戦い方だ

ちゃんぬ
集中力を切らさないため戦闘中で走ったりしない、堂々とした態度のバージル

レディに関しては銃でのアクションが豊富だ。というか遠距離武器を使ったアクションがほとんどだが、敵へ突っ込んでいってからショットガンを放つなど、近距離での重火器アクションがかなりスタイリッシュになっている

長押しで遠距離攻撃をチャージしたりもできる。デビルメイクライでの遠距離武器はどうも地味なイメージがあったがレディの場合は結構派手で個人的にプレイしていて面白いキャラだった

ちなみに、魔人化はできないようだが、その代わりに周りにボムを大量に投げることができる

敵に囲まれた際はぶっぱなしたい一品

ちゃんぬ
近距離の敵にロケランを大量にぶっ放す攻撃、コンボの最後に決めるのが個人的に好き!

トリッシュに関しては、ラウンドトリップという技があり剣を鎌状に変形させて敵に投げつけることができる

しかも、その鎌状の剣は回転し続け自動で敵を斬り刻む

その間、トリッシュ自体を操作可能で手や足での攻撃が可能、このラウンドトリップ中に攻撃を重ねることで威力が強化されたり、効果時間が延長されるようだった。

ラウンドトリップについてはかなりの範囲を攻撃できるのと、殴る蹴るのモーションもかなり派手で大量の敵を粉砕した際はかなり気持ちがよかった

ちゃんぬ
剣を投げてラウンドトリップ中に、足をぶん回すのが個人的に好きなコンボ

このように、本編クリア後でも他のキャラクターでの攻略も飽きずに続けられるような作りとなっていた

というか、本編よりも他キャラの操作を覚えたり自分なりのコンボを探していく方がボリュームが大きいと思う。

スタイリッシュアクション要素に全振りしたようなゲームとも言えるだろう

感想まとめ

このゲームをプレイし始めたころは、ストーリーが前作より落ち着いており、主人公も純粋そうでグラフィックも綺麗になったこともあり物語にスムーズに入り込めた。

今まで登場したキャラクターについても年数が経ち見た目が変わっていたところも今思うと味があった。

ただ、特筆すべきはスタイリッシュアクションの進化だ。初めのころは主人公ネロの攻撃の肝である剣での攻撃直後にタイミングよくボタンを押してEXゲージを溜めるのに大変苦労した。プレイしてもらえるとわかると思うがタイミングがかなりシビアだ

本編クリア後の今でもタイミングがしっかりと合わず安定しない、しかし、EXゲージが溜まった時のキーンという音は気持ちがいい

ダンテについても戦闘中にスタイル変更ができるようになったため、戦闘中の思考やボタン操作が満載、コンボを維持することを考えると本当に休む暇がない

反射神経を有するアクションやスタイリッシュさを求めるとかなり複雑で高度な操作が必要なため、ゆっくりゲームをしたい人には向かないと思われる

他の操作できるキャラについてもそれぞれ個性のあるアクションがあり、本編クリア後でもまだまだボリュームがある。

私は積みゲーがあるため、一旦このゲームのプレイはお休みするが、スタイリッシュアクションを決めてスッキリしたいときはまたお世話になるだろう

 

-★4 おすすめ
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