キツネゼルダというのを小耳に挟んでおりまして、気になってたチュニック。。
セール時にやろうと思っていましたが、トレーラーを見ているうちにBGMにドはまりしてしまい買ってプレイしていました。
一通りクリアしましたのでレビューしていきたいと思います!
どんなゲーム?
カナダの個人ゲーム開発者,AndrewShouldice氏が開発したクォータービューのアクションRPG
ちなみにクォータービューとは、立体を平面に描写する方法の1つだそうです。
2D時代のゼルダの伝説をそのまま3Dにしたような感じのゲームで、雰囲気やアクションもゼルダっぽい印象は最初に感じました。マップ上の仕掛けや謎解きもゼルダ感ありますし、簡単過ぎず、難しすぎずでよかったです。※最初だけです
主人公の子ギツネが冒険を繰り広げる作品ですが、一切説明はなかったので、僕は雰囲気で そうなんだろうな~ と感じつつ進めていきました。
チュートリアルは無し!
ゲームを開始してから一切の説明がありません。。
そう!チュートリアルは無し!
マップ上に登場人物もほとんど居ませんでした。。というか1人も居なかった!??
そのため会話する相手や、なにかしらの交流もすることなく、突然マップに放り出されてそのままです。
そのかわりなのか、進めていくと説明書が落ちていて拾えます。その説明書は部分的にしか読むことができない。。厳密に言うと、読める文字が少なく、謎のキツネ語?チュニック語?が書いてあります。
アイコンや記号を見て、、、
これって。。こういう事?。。 あっこれはこういう事ねっ!
といった形で自分で解読していく感じの説明書となっておりました
不親切な説明書ではありますが、初めて見て、自分で考えを巡らせたときは感動というか好奇心MAXでした!
また、小さい頃はゲームを買うと必ず説明書がついてきて、チュートリアルというより説明書でプレイ方法や物語の一部を理解していくといったコンテンツがあったんですよね~
なんか、その感覚を思い出したというか、説明書ってなんかええな!と思った次第
さらに!真のエンディングを見るためにはこの説明書を元に壮大な謎解きが待ち構えています
これはやり込み要素といっていいほど、かなり。。かな~~~~~り難しい謎解きとなっていましたので、自信のある方はノーヒントでチャレンジしてほしい!※僕は途中であきらめて攻略サイトをみてしまいました。。
歯ごたえのあるアクション
ゲームを進めていき、、やられた時になにやら散らばります
散らばったものがあるところへ行くと、散らばったものを回収できるのですが、拾わずにやられてしまうと失います。容赦なく無一文になる。
ローリングで攻撃を回避したりスタミナゲージもあり、結構ソウルライク!
また、ボス戦でも2~3発あたるとやられてしまうような容赦のない攻撃を仕掛けてきたりするので、攻撃パターンを覚えたり、ローリングのタイミングやスタミナ管理なども体で覚えていかないと倒せない感じ。
ボス戦を何戦か重ねて行き、プレイヤー自信が成長していく、見た目はカワイイけど、、めちゃめちゃソウルライク!
僕は結構、ダークソウルのような容赦ない仕打ちを受けるようなアクションゲームは大好きなので、初めてのボス戦でやられた時は痺れましたね!このシンプルで可愛いグラフィックでこの厳しさを味わえるゲームってそんなにないかもしれない ※僕が知らないだけかも
ボス戦以外にも、敵が多く油断するとやられてしまう場所だったり、狭い通路に追いやられてやられてしまったりと、結構やられるポイントは多数あり、アクション慣れした人でも歯ごたえのあるゲームかと思います。
手持ちの武器や盾以外にも、魔法やボムが使えたり、ダミーを出すといったアイテムもあります。
ボス戦で、この瞬間にボムを投げよう とか マップ上で敵が集合している場所では、ダミーを出している間に逃げ切ろう! とか アクションによる戦術以外に戦略的な要素もあり、非常に面白かった!
ステタースの強化要素もあるので、アクション初心者でもしっかりアイテムを集めて強化をバッチリやっていけば、クリアはできるかと思います。
ちなみに、このステタース強化もしっかり説明書を読まないと、どこで強化するのか、何が強化されるのかわからない仕様になっています。
ゲームの雰囲気にセンスを感じる
ゲームをプレイしていく中で、オープニングもそうなんですが、BGMがすごくセンスを感じるんですよ!
ゲーム中の音楽について調べてみると、サウンドデザインは、カナダのバンクーバーを拠点にTwitchなどでも活動する音楽集団PowerUpAudioが担当。TerenceLee氏とJanice Kwan氏が結成したLifeformedがゲームに楽曲を提供しているそうです。以下でゲームのBGMが聞けます(Lifeformed公式)
なんだか、核心に迫るというか、背筋が伸びるというか、、こういう音楽ジャンルなんて言えばいいのかわからないけど、とにかくBGMにセンスを感じます!
それに加えて、説明書と管理画面以外、ほとんど文字を見かけないし、探索中はほぼほぼ構造物とモンスターのみの構成となっており、ガチャガチャしておらず、見た目がシンプル
BGMと相まって、まさに古代の遺跡を探検してる感というか、謎に迫ってく感があって非常によかった!
ストーリーも言葉での説明が一切ないため、人によって様々な捉え方ができる?自分に考えろ!と訴えかけられているようなそんな雰囲気を感じました。
おしゃれすぎる、何とも言えないセンスを感じる
まとめ
このゲームというか、作品ですが、見た目は可愛いので子供向けのゲームかと思いきや、ソウルライクな難しめのアクションがあったり、大人でも難しい謎解き要素があったりと、ゲームをやり慣れている僕としては満足いく、記憶に残る作品でした。
アクションについては、シンプルで無駄がなく小難しいスキル調整とか複雑なボタン操作はなく丁度よかった!
しかし、ボス戦になると結構やられることが多かった半面、倒せたときの爽快感があり、結構やりごたえもありました。
1週目以降も、真のエンディングが気になり、謎解きに挑んでみたりと、2週目でも噛めば噛むほど味が出るあたりも良かった!
実績はすべて解除していないため、おそらくエンディングは全て見たけど謎はまだありそうです。
ゲームの見た目やBGMもなにやらセンスを感じるものでしたので、今後、時間のある時にじっくり3周目をプレイしてみたいと思います。