2001年8月にPS2で発売された「Devil May Cry(デビル メイ クライ)」を今更ながらプレイしました!
かなり古い作品ではありますが、2023年現在でも楽しくプレイできました!
それにしても、あの時代にここまで気持ちいいアクションができるゲームを作っていたなんて。。感動してしまいました。
画質の方は現在と比べると粗いですが、ゲームの面白みや気持ち良さの根本部分を体験できた良い作品でした。
目次
どんな人におすすめ?
- スタイリッシュなアクションで敵を倒したい方
- 高難易度アクションのやり込みをしたい方
- 昔ながらの名作をプレイしたい方
本作ですが、ストーリーよりもアクション重視の作品という印象を持ちました。
アクションと言っても攻撃の種類やモーションは多彩なものがあり、戦闘の際は攻撃動作の使い分けや魔人に変身をすると有利な場面もあり、戦術について、その場その場で工夫が必要になってくるような感じ。
また、本作はチャプター形式となっており、ストーリー中に区切りが存在する形になっていました。その度にランクが付くようなシステム
アクション好きな方は2週目3週目と取れなかったランクを取りに行くようなやり込みもできる作品となっておりました。
難易度の方も条件を満たすと次へ次へと悪魔的な高難易度が解放されてアクションのやり込みができるので、激辛高難易度アクションをプレイしたい方へもおすすめできる作品だと思います。
僕はSteamのデビルメイクライHDコレクションでプレイしました。
1,2,3とセットになったものです。
どんなストーリー?
本作は伝説の魔剣士スパーダの息子である半人半魔のダンテが主人公
イケイケのお兄さんって感じです。
悪魔退治のお店をやっている設定になってました。
続きの作品は未プレイですが、デビルメイクライのナンバリングタイトルは現在5まで出ていて、今後のストーリー展開が面白いらしくファンも多いようでした。
テレビアニメもあるみたい。
どんなゲーム?
勧善懲悪の単純なストーリーでありながら、細部まで作りこまれた華麗でスピーディーなアクション、格闘ゲームなどとは違い簡単な操作でコンボを繰り出せる操作性、豊富なアルゴリズムを持つ敵キャラとの緊張感溢れる駆け引きとそこに起因する回避の妙、そして派手に敵を倒していく爽快感や硬派な難易度が人気を呼び、後にカプコンの看板タイトルとしてシリーズ化される
wikipedia
まさにこの通り!
プレイしてみた印象ですが、基本的にはスタイリッシュに敵を倒していく3Dアクションゲームとなっておりました。
剣や銃を使い分けてコンボを決めて戦います。
2001年に発売されたとは思えないほど、アクションの面白みがあり、魔人に変身することができたり、コンボを狙ったりなど戦闘の中の駆け引きも楽しめる作品だと思いました。
また、思ったよりも死にゲーで、数発ダメージを受けただけでやられてしまうのと、ゲームオーバーになるとセーブしたところからやり直しとなるので手に汗握るアクションを堪能できます。
元々はバイオハザード4として開発を進めていたようですが、アクション演出などの面でバイオハザードとはかけ離れてしまい完全オリジナル作品となった経緯があるようです。
そのため、昔ながらのバイオハザードのような固定カメラになっており、カメラをプレイヤーが自由に動かして視点を変えることはできません。
また、バイオハザードさながらの館の中を探索してストーリーを進めるといったパートも所々にあります。謎解き要素もややあり
ゲームの要素とか
スタイリッシュにクリアできると報酬がある
本作はチャプター形式となっていて、ストーリー上に区切りがあります。
ゲームを進めていくとセーブやアイテムの購入といった画面が出てくる感じ
また、チャプターのクリアごとにデビルハンターランクが付きます。
ランクは以下の項目で評価されるようでした。
- クリアタイム
- オーブ取得数
- 被ダメージ
- 使用アイテム
アクション自体、ゲームをよくする方でも苦戦するほど難しいと感じましたので1週目で高ランクを出すのはなかなか難しい印象でした。
2週目、3週目で高ランクを狙ったプレイを楽しむことができる仕組みで非常にいいシステムだと思いました。
レッドオーブでスキルアップができる
デビルメイクライにはレッドオーブというお金のような概念が存在しています。
敵を倒したり、拾ったりすることで集めることができます。
ショップで使用することにより、アイテムを買ったり、ステタースを上げたり、新しいアクションも追加することが可能
難易度の高い厳しめなアクションがある反面、レッドオーブをコツコツ集めてレベルアップしつつ攻略することも可能となっていました。
アクションがそこまで得意じゃなくてもステタースを上げたり回復アイテムを利用して攻略ができるので、その辺りは親切だな~と思いました。
デビルハンターランクは下がってしまいますが本編は攻略できる!※僕はラスボス戦でアイテムを乱用してクリアしました。
魔人に変身できる
デビルトリガーというシステムがあり、戦闘中に魔人に変身することができます。
敵にダメージを与えたり、ダメージを食らったりするとDTゲージというものが溜まります。
一定数溜まると魔人化することができ、以下の利点が生まれます
- 被ダメージが減る
- 攻撃力が上がる
- HPが徐々に回復する
- 移動速度や攻撃スピードが上がる
発動タイミングによっては戦闘をかなり有利にできるので、いつ発動するか、戦いながらの駆け引きが非常に面白い作りとなっていました。
武器に種類がある
ネタバレになってしまう部分があるので多くは語れませんが、ストーリーを進めていくと新しい武器を入手することができます。
メインの剣などの武器のほかに銃も入手できるので、武器の組み合わせでの戦闘スタイルの変わりようも楽しめました!
また、魔人にも種類があったり攻撃アクションにも違いがあり、ステージやボス戦での戦略も出てくるので面白かった!
やり込み要素とか
1週目をクリアした感想ですが、まだまだアクションがやり足りないな~と思いました。
1週目で高ランクを取れなかったのもありますが、新しい武器や攻撃アクションをしっかり使いこなせていない感が残っており2週目もやりたくなっています。
1週目を教訓に2週目、3週目に高ランクを狙ったやり込みもできるゲーム
だと思いました。
また、高難易度でゲームをクリアすると更に難易度の高いモードが追加されていくようですので、アクションに自信のある方は本編クリア後もモリモリ遊べそうでした。
1撃で死んでしまうモードとかあるそうです。
感想 まとめ
良かった点
- スタイリッシュなアクションと操作性
- 戦いながらの駆け引きが面白い
- レッドオーブをコツコツ集めて有利にストーリーを進める事も可能
プレイしていて特に際立っていたのはアクションの操作性かもしれません。格闘ゲームのようなコマンド入力はなく、特定のボタンと方向キーによって様々なアクションを繰り出す形になっていました。
かと言って、簡単に行くかというと、攻撃アクションの種類や特徴をある程度理解して使いこなしていかないと結構死ねます。敵を斬り上げる。。とか、突き攻撃して敵を吹っ飛ばしておこうとか
魔人に変身できる要素もありますが、大味の必殺技があるわけではなく、戦略の1つとして戦いながらの駆け引きで利用していくあたりも面白かったです。
レッドオーブ集めの方も、アクション自体やっていて気持ちがいいものがあるのと雑魚敵との戦いでもそれなりに立ち回らないと死ねるのでそこまで飽きない印象でした。
1通りとりあえずクリアしたいという方でもアイテムショップでそれなりに回復アイテムやDTゲージを回復させるアイテムなどを積んでいけばエンディングまでたどり着けるんじゃないかなと思います。
まだまだ、デビルメイクライのアクションやり足りてない!といった方もクリア後に高難易度をプレイしたり、デビルハンターランクを狙って言ったプレイなどやり込みできるシステムもあって結構遊べると思います。
好みがわかれそうなところ
- 固定カメラなので突然アングルが変わる
- ゲームオーバーになるとロードからやり直し
- ストーリーにそこまで入り込めなかった
バイオハザード4として開発が進められただけあって、昔ながらのバイオハザードのような固定カメラになっています。
そのため、戦闘の大事な場面で突然アングルが変わってしまい思った方向と違うほうへ攻撃したり、主人公の操作が一瞬わからなくなる瞬間があります。
個人的には固定カメラは嫌いではないのですが、苦手な人は苦手かもしれません。
ゲームオーバーについては、ロードからとなってしまうので、入手したアイテムがセーブ時に戻ってしまうのとチャプターの最初からやり直しとなります。
アクションゲームで比べると、ソウルライクといったジャンルのような死んでしまうとお金的な物がすべてなくなるゲームよりも厳しい印象です。
その分、1戦1戦に重みが出るので手に汗を握りたい方は好きかもしれません。
ナンバリングタイトルがありますので、話の繋がりとして重要な部分はありそうですが単体のゲームで見ると、2001年発売という事でムービーが粗い部分もありますが、そこまで感動ポイントや驚く部分はなく、とにかく悪魔倒していこうぜ!といった話で個人的には深い部分は見受けられませんでした。
わかりやすいストーリーなのでアクションメインで楽しむ作品だと思いました。
かなり古い作品ですが、現在でも十分面白かった作品ですのでアクションゲームが好きな方はプレイしてみてはいかがでしょうか