先日デビルメイクライHDコレクションの中で最後となる作品のデビルメイクライ3をクリアしました。
発売からだいぶ時間が経過しておりますが、デビルメイクライシリーズは最近初めてプレイしており3部作をクリアした上で熱狂的なファンがいることに深く頷けます。
今後DMC4,5とプレイしていきないな~と思っている今日この頃
DMC1,2のレビューはこちら
https://tyannnudalku.com/645/
https://tyannnudalku.com/678/
どんな人におすすめ?
おすすめポイント | こんな人は苦手かも。。 |
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格ゲーのような細かいコマンド入力は無いので比較的簡単にカッコイイ技を繰り出すことができます。
しかし、ノーマルモードでのクリアだとしてもアクションの難しさは感じました。
敵からダメージを受けた際のダメージ量が思ったより多く、数発くらったり、敵の攻撃コンボに巻き込まれると結構やられます。
ボタン連打での乱雑な戦いをせず、時にはしっかり回避行動をし、コンボを狙ったアクションをしていかないとクリアは厳しい印象
ストーリーに関しては、キャラクターそれぞれの個性が際立っており各所で流れるムービーについても派手なアクションや中二病のかかったセリフや態度でこれぞデビルメイクライ!といった内容
恐らく、中二病的なセリフや態度が苦手な方は恥ずかしくて飛ばすようなムービーかもしれません。。(僕ははじめ抵抗があったけどそれ以降面白く見れました。)
DMC1,2の良いとこ取りなゲームシステム
基本的にゲームシステムは変わらずミッション毎に区切りがあり、そのタイミングでセーブができるシステムになっています。
ミッション毎にデビルハンターランクを評価されるシステムは、どうスタイリッシュに効率よくクリアするかゲームプレイの面白みに一役買っている。デビルメイクライの代名詞だと思う
DMC2でのゲームオーバーになったら直前でやりなおせる仕組みはなくなり、やられてしまった場合ミッションの初めからになりますので、面倒と言えば面倒だが戦闘におけるアクションがDMC1,2の良いとこどりでかなり面白い
そのため、ミッションの初めからやり直しになるストレスは多少ありますがアクションが楽しいのと武器やコンボの組み合わせを楽しんだり、やっとボスを倒せたときに達成感もありましたので、最後までするっとプレイできました。
派手目なモーションが出るような攻撃も特定の方向へスティックを倒して攻撃もしくは攻撃ボタンのタイミングで簡単に繰り出すことが可能
この仕組みのおかげで序盤では練習無しでもボタン連打しながら敵がいる方向へスティックを倒しているだけでもある程度コンボが決まったり気持ちのいい戦いができます。
DMC1ではメニューを開いて武器を交換しなければならなかったのが、DMC2にて武器の交換が戦闘中でも1ボタンで気軽に変更できるようになりました。このシステムは本作のDMC3に引き継がれており武器の切り替えが非常にスムーズ
この結果、戦闘中での武器切替でのコンボの出し方が多彩なものになっており戦術の幅がかなり大きくなったと思います。
初めから持っているリベリオンでの斬りつけの後にケロべロスのヌンチャクでの打撃攻撃をしかけたり、お馴染みの切り上げ後の二丁拳銃を打ってダメージを与えるコンボもショットガンへ切り替えて敵を飛ばすなど、アクションが多彩で最後までアクションに飽きる事はありませんでした。
また、DMC2では1ボタンでサイドロールができるようになっており非常に回避行動が簡単になっていたのですが、今作ではサイドロールは構えて横へスティックを倒すというDMC1と同様に回避行動にひと手間かかる仕組みに戻りました。
回避が難しい分アクションの難易度は上がっているので手に汗握るアクションを求めている方にとっては良い変更箇所だと思います。
遠距離武器についてはDMC2にて非常に強力なものとなっていました。敵から離れて銃を撃っているだけで雑魚敵は基本的に倒せてしまう簡単難易度
しかし、今作では遠距離武器がちゃんと弱いというかバランスの取れた火力で近接武器をしっかりとメインで使用することが多く、前作と比べるとアクション操作や判断の回数が飛躍的に多いです。
そのため、息をつく暇もなくコンボを狙ったアクションを決め、時には回避行動をとり、囲まれた際はこの敵を吹っ飛ばしておこう。。など状況に応じた思考判断の多さがアクションの飽きが来ない理由なのかもしれません
操作性に関して前作と同様に完全に固定カメラではありませんが主人公はラジコン操作になるため、狙った攻撃を出す際に主人公がどの方向を向いているかによって操作が変わってくる面は好き嫌いが分かれてしまうかも
だが、ダンテの動きをみつつ、武器がこの位置にあったらこの方向へスティックを倒して攻撃ボタンを押す、とかプレイしながら狙ったアクションをするコツのようなものを自身で見出していく快感もある
個性あるキャラとアクションムービーが普通に面白い
今作では主人公ダンテの双子の兄、バージルが登場
現在あるデビルメイクライシリーズでは最初の話になるようです。
初めのムービーでバージルが登場しますが、しっかりとストーリー性が感じられて物語はこれからどう展開していくんだろう?みたいなワクワク感がありました。DMC1,2は個人的にストーリー性はあまり感じられずアクションを楽しみつつ遊んだゲームになるのですが、今作は物語への力の入れようを感じました。
また、登場するキャラすべてに表情の動きやアクションに個性が散りばめられておりムービーは普通に面白いのとボス戦開始前にボスがめっちゃしゃべってきます。DMC2ではボスはあまりしゃべることがなく突如ボス戦が始まり終わる、といった形でメリハリを感じられなかったのですが今作ではボス戦前のボスとの対話だったり、ボス戦後でのやり取りだったりも非常に面白かった
極めつけはムービー中のアクションがこれでもか!ってくらい派手派手でダンテがめちゃくちゃやんちゃだしアクションがいい感じにハチャメチャです。
冒頭のダンテがピザを食べている途中に敵に襲われつつもピザを食ってるシーンや、倒れてる敵の背中に乗ってサーフィンしているあたりも見ていて面白気持ち良かったシーン
個人的に好きなのは音速を超えているっぽい剣
それと、すべては見つけられていませんがムービー中にミッションナンバーが隠れて表現されていておしゃれだな~と思いました。
今作では初見ムービーを飛ばすことなくしっかりと物語を堪能できました。
高難易度アクションのやり込み
一通りノーマルモードでクリアはしたが、どのミッションでもデビルハンターランクSを取得することはありませんでした。ストーリーを一通りクリアまでのプレイ時間は10時間程度だったと思います。
アクションゲームはそこそこ遊びますし苦手といった認識はなかったのですが、本作はクリアはできてもデビルハンターランクSを目指すとなると結構なやり込みが必要な印象
また、今作ではスタイルというものが存在し、スタイルによって特徴がありモーションの違いもあります。スタイルにはレベルが存在し、敵を倒すと経験値が溜まりレベルが上がるのですが、ほぼ同じスタイルしか使用していなかったため他のスタイルをしっかり体験できていません。
1週目で満足せず、現在2週目を違うスタイルでプレイ中
ストーリークリア後には双子の兄であるバージルを使用できるようになり、ミッションの内容は同一の物となりますが武器はバージルの使用していた刀を使用できるのでダンテとは違ったアクションを楽しむことができます。
ゲームの難易度もノーマルをクリア後にハードモードでプレイが可能、難しいモードをクリアしていくと更に難しいモードが解放されるようです。デビルハンターランクSを狙ったプレイや高難易度モードの解放、バージル版も含めると相当ボリュームがあります。
しかし、アクションの爽快さは格別なものがありミッション毎の練習自体も楽しいゲーム
個人的には慣れてくると狙ったコンボやお気に入りの武器の組み合わせも増えていくので飽きずにプレイできる仕組みが整っていると感じました。
感想まとめ
デビルメイクライHDコレクションをナンバリング通りにプレイしてみましたが、DMC3が際立って面白かった!というのが個人的な感想になります。
DMC1をプレイした時はかなり前の作品にはなりますがアクションが爽快で気持ちいい反面、思った以上に難易度が高く、苦戦を強いられましたがお気に入りの攻撃方法を見つけたりレッドオーブでのアイテム購入でなんとかクリアしました。
ストーリーに関しては、そこまで入り込めず雰囲気と世界観を感じながらアクションを楽しんだ印象
DMC2については、ストーリーはあまり覚えておらず主人公のダンテもすごく大人な印象でハチャメチャしてなかった。。アクションもあまり深いことを考えず遠距離武器をずっと撃っていた印象でした。ただ、武器をワンタッチで切り替えられるのは良い仕組みだと思いました。
そして、今回プレイしたDMC3は冒頭のムービーから物語性とワクワク感があり、最も話の内容を覚えている作品です。
アクションに関してもほぼ固定カメラでのラジコン操作で自分の思ったような動きやコンボを出すにはある程度の慣れが必要な部分がありますが、それなりにボタンを押しているとそれっぽいカッコイイ攻撃は出るので不便感よりも爽快感の方が大きくストレスなくプレイを続行できました。
攻撃の際の前作より派手目なエフェクトが入る印象でやっていて気持ちがいいです。武器切替でのコンボ派生やスタイル変更での味変もでき、ハマればエンディングまで一気にプレイできると思う。
ちなみに、エンディングの演出も良かった。ネタバレになるので言えませんが最後までアクションアクションしてます。
一通りのクリアについてプレイ時間的にも10時間前後で個人的には丁度よく、ミッション区切りのシステムにもなっていますので、ゲームをする時間が大きくとられない方でもサクッと気軽に遊べる作品だと思います。